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​真賢木ミロク 詳細設定

音源キャラクター真賢木ミロクの詳細設定です。
あくまで当サイト内文章創作にのみ適用されるものであり、

音源・キャラクターご使用の際この設定を遵守する必要はありません。

出身地:関東地方某県
現住所:都内某区
一人称:俺、お兄ちゃん
二人称:君、お前
尊称:対人では基本的にくん、ちゃんづけ、年上や尊敬する相手にはさんづけ
友好的な相手には馴れ馴れしいくらいフランクに喋る。敬語はほとんど使わない。
敵対的な相手には刺々しく事務的。

明るく元気な頼れるお兄さん、として振る舞う。
基本的に人間には無条件で優しく友好的。悪人や嫌われている相手にもできる限り味方であろうとする。
その理由は彼が「人間を救いたい、人間を救わなければならない」という使命感を物心ついた時から持ち続けているためである。
生まれついて聡明で善良であった彼は他の人間があまりに弱く、助けを必要としていることを自我が確立する前に悟ってしまった。彼の両親がある新興宗教の信者で、出鱈目な教義を語る教祖達に依存し生活を破綻させかけている事実もその観念に拍車をかけた。
教団が押し付ける教義の不条理さや嘘を早々に見抜いた彼は、両親や自分同様に信者の親を持つ子供たちを救おうとするが、幼児らしからぬ正論を語る彼に誰も耳を傾ける者はいなかった。両親たちが破滅し、一人になってもなお彼の心から使命感が消えることはなかった。
心の弱い善人が踏み躙られることを許せず、しかし他者を踏みつける悪人を憎みきれない彼は「人間が幸せに生きられないこの世界のありようがおかしい」と結論づけ、世界を変える方法を模索している。
基本的に他の人間のことを庇護対象と見ていて、良くも悪くも対等な存在とは思っていない。
正論で相手を詰めたことで信用を失ったことを反省しており、可能な限り相手に寄り添い、味方しようと振る舞っている。本来の彼はとても理性的であり、一見病的なまでのフレンドリーさも冷静に考えた上で実行している。
他の人間を「兄弟」と呼ぶのは、どんな人間に対しても平等に庇護対象とするためだが、人間の弱さ、悪意、醜さから目を逸らすための意図的な発狂でもある。
センスが一部子供っぽく、お子様ランチ的な食事や特撮ヒーローが好き。推しの戦隊ヒーローはデカレンジャー、ゴセイジャー、ゴーバスターズ。
本名は「碧瓏宮」と書いて『みろく』と読むが、あまりに読みづらくキラキラした漢字であるため普段はカタカナで「ミロク」と名乗っている。両親からの数少ない贈り物であるため、改名する気は今のところない。

霊能力/陰陽道:
両親を失った彼は皮肉にも再び宗教者に引き取られ、そこで出会った霊能者に才能を見抜かれる。
人を救うためには人の心を惑わせ破滅させる怪異を退治しなければならないと考えていた彼は喜んでその霊能力者に師事した。
師である霊能者は密教系の霊能者であり、真賢木にも仏門に入ることを勧めるが、彼はこれを固辞して各地の霊地を旅し、その土地の呪術、呪法を学んだ。
神道、密教、修験道、陰陽道、いざなぎ流などさまざまな呪術をチャンポンで会得した結果、彼が出した結論は「殴ったほうが早い」だった。
特異なほどの高い霊能力を持つ彼は怪異を視るだけでなく物理的に触れることができたため、低級の怪異・悪霊であればグーで殴ることで除霊することができる。怪異がより強く悪質になるほど単純な暴力では倒せなくなるため、その際は法力や呪術を使っている。
陰陽師の家系であるわけではないが、霊能者やゴーストバスターという名称よりもヒーローっぽくてかっこいいという理由で勝手に陰陽師を名乗っている。時折本物の陰陽師から苦情が入るが、タイマンで話をつけている。
ミカンをネズミに変える一発芸を会得しているが、あまりウケは良くない。

超人体質:
彼の特異性は肉体にも表れており、外見からは想像できないほどの怪力、体力を誇る。
ざっくり言って常人の5〜10倍程度の身体能力。
その気になれば水の上を走ったり、無呼吸で一時間程度過ごしたり、飲まず食わずで一月くらい活動できたりする。
本来クレバーなはずの彼が脳筋的な思考に走ってしまうのは、大体のことを腕力と体力で解決できてしまうためである。
彼自身はこの体質を「人間を救うためにもたらされたもの」だと解釈し、全力で人助けのために使っている。
良くも悪くも他人と違いすぎる体質のため、彼自身は最大限他人に寄り添おうとしているが、ごく稀に自分と同じ尺度を他人に当てはめてしまって事故を起こすことがある。

天眼:
万象を見通す眼。生まれつきこの眼を持つ彼は霊や怪異が見える他、他人が抱く悪意や嘘をも見抜くことができる。
簡易的な未来予知や霊視もできるため、占いや陰陽師の仕事に使っている。しかしあまりによく見えすぎて日常生活ではかえって不便が生じるため、普段は文字通り兄弟愛に盲目になることで目を曇らせている。
この目で本質が見通せない人間は彼同様に高い霊力を持つ人間か、兄口のように因果が人間から外れている存在だけである。

年表:

・出生
北関東の宗教団体の寮で真賢木夫妻の第一子として生まれる。
・〜二歳ごろ
大人顔負けの流暢さで言語を取得する。宗教団体の異常さに気づくが両親は彼の言葉に耳を貸さず、次第に彼を疎んで放置するようになる。
・小学生
宗教団体のオリエンテーション行事で事故が起こり、両親を失う。
事故が原因で宗教団体も解体され、身寄りを失い、元いた宗教団体とは別の仏教寺院が経営する養護施設に引き取られる。
ボランティアで働いていた霊能者と出会い、師事する。
兄口誘太郎に出会う。
・中学生〜高校生
学校をサボり全国を旅する。修行しながら各地の怪異を退治する。
兄口と再会し、彼が取り憑かれていた悪霊を祓うが、兄口に逆恨みされる。
・〜現在
陰陽師を名乗り活動。副業で占い師を始めたらそちらの方が繁盛してしまい、収入のほとんどは占いで賄っている。
反魂くん、オサキサマを発見。それぞれ保護し、式神にする。
反魂くん達のようなリビングデッド系の怪異を捜索、可能ならば式神に、和解不可能であれば退治し始める。
兄口が怪異絡みでトラブルを起こしているらしいと聞き、彼に再び接触する。

 


「どれだけ力があっても、どれだけ頑張っても、人間は簡単に救えるものじゃないんだよ」

「人間が生きるには、この世界はどうしようもなく理不尽だとは思わないか?」

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